バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

幸せのセンサーとその感度

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイド マキです。


『100%自分に満足している』という人はどれ程いるのでしょうか?


※今回はある人に向けて書きました。
センシティブな内容も含まれるため、ご気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。
ご容赦くださいませ。

 


あの方へ


世の中には何らかの病を患っていたり、障害を持つ人もいる。
ブログ界隈ではその当事者や家族の方が、同じ悩みを持つ人々に有益な情報を発信したり思いの丈を綴っていたりする。
生々しい体験を語るのは、苦しみを伴ったり勇気のいることだったりするだろう。
だけど、それはいつか誰かのためになるはずで素晴らしいことだと思っている。


その一方で毒を撒き散らすだけの悲しい文章も時々見かける。


病や障害を負った時、ガン保険のCMじゃないけど


「なぜ私が」


という気持ちになるのは当然で、当事者になれば必ず通る道なのだと想像する。
そして、その次にくる感情は何だろうか。


悲しみ、嘆き、怒り、恨み、妬み嫉み…


いわゆる『負の感情』だ。
そういうものを吐き出すな、とは言わない。
吐き出すことで楽になるなら楽になった方がいい。
だけど『その吐き出す先が正しいか』よく考えてほしい。
あなたに降りかかったその不幸は、その人の由来で起こったのか?
きっとそうではないはずだ。


あなたの抱える事情を私は知らない。
あなたが苦しいのはあなたのせいではないかもしれない。
でもあなたが恨むべきはその人じゃない。


恨むべきはあなた自身の『幸せの感度』だ。


『幸せのセンサー』は誰もが持っている。
欠落している人間などいない。
だけど著しく感度が下がることはある。
それは自身の年齢だったり、時代だったり、環境だったり。
そんなもので簡単に左右されてしまう。


私だって周囲の人間が憎くてたまらなくなることはある。


そんな時は『幸せのセンサー』の『幸せの感度』が下がっているだけ。


あなたの『幸せのセンサー』は、今、ただたまたま感度が下がっているだけなのだ。

 


『幸せの感度』を上げるには


『幸せの感度』を上げるにはどうしたらいいか。


答えは簡単だ。
自分の好きなことをすればいい。
自分の『好き』で心を満たしてあげればよいのだ。


好きなものを食べ、好きなものを見る。
好きなことをして、なんなら一日中眠ったっていい。


ただし、ブログやTwitterInstagramはやめた方がいい。
自分の『好き』を他人の評価で判断してしまいがちだからだ。
自分の『好き』は自分のものさしでしか計れない。
他人からいいねをもらわなくても、例えば猫まんまが自分にとって最高のごちそうならそれでいいのだ。


ついでに言うと彼女とか彼氏とか、恋愛絡みもやめた方がいいだろう。
愛を乞うことは、やはり他者からの評価になるからだ。

 


どうか、その毒を埋め尽くすほどの『好き』でいっぱいにしてほしい。

 


身体もメンタルもガサツで頑丈なイシイドが言ったところで響かない話かもしれない。


あなたにはきっと私の声は届かないだろうが、私の大切な友人が心を痛めている。


どうか、あなたの『幸せの感度』が上がりますように。
切に、切に願っています。


 

 

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