こんばんは~年間300日スーツで過ごす女乙女イシイドですぅ。
風邪の具合が意外にひどく、8月1日から始まっていた今年度最大のビッックプロジェクトが頓挫しそうです。
二週間限定なのに今日は既に6日。
せめてブログの記事だけでも書こうと頑張るのですが、鈍い頭痛と微熱で考えがまとまらず、首のリンパは腫れ、せめてアロマの恩恵を受けようと一番風呂にピーチの入浴剤を投入すするも鼻づまりでまるで芳ず。
この世に神はいないのか!
ジーーザスッ!!
はい?ダイエットですけど、なにか?
正確には筋トレなんですけどね(^_^;)
三日坊主の言い訳。えへ。
さて、なぜまた中途半端なダイエットを始めようと思ったかと言いますと二つのエピソードがございました。
遡ること半年以上、去年の年末。
学生時代のサークルで同期会がありました。
個々で会うことはあっても、これだけ大勢で集まることは卒業以来初めてのこと。
会場は同期の一人がオーナーの、おしゃれで美味しいいいお店。
彼は某業界で一旗揚げた後、お店を出しニ店舗を経営しています。
出席者の9割が既婚者なので当然、イシイドのその辺の事情は酒の肴になりますわね。
イ「これでもね、婚活中なのよ」
同期「本店の方においでよ。歳的にちょっと厳しいけど、ウチの店のお客さんならモテる方だと思うよ。」
イ「ホントに?」
同期「どんなのがタイプなの?見た目、見た目」
イ「う~ん、あんまり大きすぎない人?」
同期「デブはダメってこと?」
イ「縦にも横にも。圧迫感がない方がいいな~」
同期「細身が好きなんだ」
イ「細けりゃいいってもんじゃないよ。あー、私、お腹出てても許せるなぁ。」
同期「あー、フォルムの問題ね。この歳になるとフォルムで見るよねぇ」
なんて会話をいたしまして。
『フォルムの問題』
さすがプロ。
うまいこと言うなぁ、と感心したものです。
同じような背格好でも印象が違って見えるのは『フォルムの問題』なのでしょう。
ホントか嘘かは分かりませんが、若かりし頃の藤原紀香さんと松嶋菜々子さんはスリーサイズがほぼ同じだったとか。
うーん、確かに『フォルムの問題』かも。
そんなことがあって現在。
今も絶賛婚活中なイシイドには頼りになる二人のアドバイザーがいるのですよ。
一人は以前にチラッと出てきた学生時代からの親友で、自身も婚活戦線をかい潜り、見事生還した今、立派に幸せな一児の母となったT師匠。
もう一人はプロのアドバイザーりっちゃん。
大抵のバリキャリは冷徹なまでの自己客観eyeを備えているものだけれど、やはり『他者の目』というものも大事でセカンドオピニオンがあるなら尚、良しです。
さて、状況が少し滞り少し苛立っていたイシイドにりっちゃんは言いました。
り「イシイドさま、少しダイエットしてみませんか?」
イ「はい?」
イシイドは小柄な方だがBMIは22を切るくらいで、健康体だ。
以前初めてお会いした殿方さまに「何もかもが標準的ですね」と、けなさずとも称賛もせず、オマエ微妙にディスったな?という評価を受けたことがある。
顔も面長というか卵形で決して丸顔とは言われないが、痩せるときは顔から痩せて頬が痩けるので貧相にならないように気を配っている。
…んだけど…けど…
イ「私、標準体重なんですけど…」
り「私もイシイドさまにダイエットは必要だと思いません。でも、お相手の○○さまは筋トレをされてて『スラッと』していらっしゃるので、お相手さまにも同じような傾向をお求めになるようなんです」
当事、一番いいかなと思っていた殿方さまの名前だった。
「あー、イシイドさんですか。話は合うんだけどポッチャリっすよねwww」
と語る姿がアリアリと想像できた。
イ「それは見た目が残念って思われてるってことですか?」
り「いえいえ、ただ、印象は良いようですから、何もしないでいるよりはやれることはやってみた方がいいと思うんです。」
イ「つまり、お相手さまは私に痩せることを望んでいらっしゃるんですね?」
り「強制ではありませんよ。イシイドさまがお決めになることです」
り「それに、この方だけでなく一般的にはその方が好まれますし」
他にもおるんかい、言っとるヤツ(*`Д´)ノ!!!
ダイエットにしろ何にしろ、人生においてはやれることがあるならば、やらずに後悔するよりはやって駄目な方が悔いは残らない。
当然だ。
りっちゃんの言うことは人として正しく美しい。
だが、りっちゃんよ、
イシイドはどんなに痩せても『スラッと』はしない。
何故ならチビだから。
低身長のイシイドが痩せたら『細身』や『華奢』にはなれるだろう。
でも『スラッと』はしない。
何故なら手も脚も、なんなら胴体さえも短いからだ。
下手くそな例えだとわかっているけれど、キッチンペーパーを巻き取って出てきた芯は細長い。
だけどトイレットペーパーは巻き取ってハダカにしても『スラリ』とはしない。
だって短いから。
故に、お相手さまが『スラッと』を望む以上、イシイドでは満たせないのだ。
まさに『フォルムの問題』なのです。
ちなみにもう一人のアドバイザー、T師匠にこの出来事をお伝えしたところ、
「ハアー?イシイドのどこに痩せる必要があんのよ。ヘタなダイエットなんかしてメンタルやられたらどうすんの?婚活はメンタルよ!」
とのこと。
ある意味、ダイエット指令が出た時点で地味にメンタルはやられていたと思う(´・ω・`)
そして、この殿方とはギクシャクしたまま終焉を迎えることとなる。
おや?
ではなぜ今ごろビッックプロジェクトを立ち上げたのか、疑問に思いますよね?
てゆーか、最初のクダリ、もう忘れてたでしょ?
一応ね、あの時ダイエットしました。
断食して三日でギブ。
2㎏減って3㎏増えましたよ (^_^;)
相手の好みに合わせて痩せて、もし付き合えたとしても、今度は太ったらフラれるんじゃないかって不安になるじゃないでしょうか。
太る恐怖とフラれる恐怖、二重の苦しみです。
結婚なんてしようものなら、それが一生続くのです。
だから、あなたの為でなく、私のために少し身体を絞ろうと思いました。
今までは標準体重を言い訳に、このグラマーなウエストに目を瞑ってきたわけですから。
受け止めよう現実を。
受けて立つ現実を。
とりあえず、全ては風邪を治してから!
おやすみなさい(=_=)