こんにちは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイド マキです。
このブログは
『主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終』
なんですよ。
忘れてたダロ。
ワタシもダヨ。
というわけでたまには婚活らしいお話をしようかなと。
しかも最近のネガティブな流れに乗っかって、『別れの理由を尋ねること』について。
あなたは愛するパートナーから別れを切り出されたとき、その理由を知りたいと思いますか?
別れの理由を考察して気づいたことは
ワタクシ、イシイドが婚活していた頃に紹介で出会った殿方様のこと。
悪い人ではなかったけれど、本当は『この人と夫婦になることはないな』と直感していた人。
ただ、とても熱心にお誘いいただいたので断り難くてずるずるとお会いしていた人。
そういう、自分の心にウソをつくような関係性は長くは続かないものだ。
結局、些細なことがきっかけでお断りをするはめになった。
単純にご縁がなかっただけのはなしだが、『ご紹介者』さまが『お断りの理由』を教えてほしいと食い下がってきたのだ。
今思えば。
当たり障りのない『理由』を箇条書きでお伝えすれば良かったのだろう。
だがブログを始めてアブラがノリノリだったイシイドは、詳細にレポートをしたためた。
原稿用紙5枚を越える力作だ。
この殿方さまのここを直せば結婚できるハズ!
誰も注目しないであろう、重箱の隅をつつきまくって穴空いたんじゃね?くらいの微に細に入ったダメ出し。
もはや悪口。
紹介者もドン引き。
いや、今なら私でさえ引くわー。
ごめんね、めんどくさくて。
『別れの理由』を尋ねることの是非
実際にあのレポートが当人に伝えられたかはわからない。
むしろ伝わってたら、相当傷つけただろう。
ただ、信じてほしい。
私は本気で彼のために、彼が結婚するためにどうすればいいか考えた。
彼をお断りする私だからこそ、何を嫌だと思ったのか真剣に考えた。
ヨッシャ、私は婚活相手の枠を越え、彼の担当婚活コーディネーターに成り代わり、彼の悪癖を成敗してくれるわ!
悪霊退ー散!!
くらいの気持ち?
それくらいのテンションで書き上げたレポートを見て。
そして気がついた。
『断る』と決めたなら、どんな些細なことも『別れの理由』にできるのだと。
つまりは何をどう修正したところで戻ることはないのだ。
『別れの理由』を聞いたところで
私も過去には『自分のダメだったところ』を確認しなければ気がすまなかった。
今回のミステイクを次に生かさねばならぬ。
だけど、それって結局無駄なことだったのよ。
『別れたい』の理由は様々だ。
『自分の悪いところ』を直しても恋が上手くいくとは限らない。
『自分の悪いところ』を直して恋が上手くいくならば、直して直して直して、聖人君子の様になれば上手くいくのか。
恋が上手くいった人たちみんなが聖人君子か?
そうじゃないはずだ。
『あの人にとっての欠点』は『この人にとってのチャームポイント』かもしれない。
もちろん『自分の悪いところ』が、時間にルーズとか食べ方が汚いとか、本人の心構えでいかようにもなりそうなことで、常識的に直しておいた方がいいことだったら。
聞いておいても損ではない。
だけど所詮、去り行く人だ。
言われたときは傷つくし素直に直そうと反省するだろう。
でも顔を見なくなり言葉も交わさなくなり、恋心が薄らげば徐々に忘れてしまうだろう。
離れていく相手からのダメ出しなんて聞いたところで残りはしないのだ。
つまりは聞くだけ無駄ってことなのね。
『別れたい』の理由を聞く意義は
では、お相手の『別れたい』は黙って受け入れなければならないものなのか。
それって泣き寝入りじゃないの?
『別れの理由』を膝を突き合わせて明らかにしなければいけない場合もある。
それはお互いがどの関係性であるかによるかだ。
具体的にいうと、つき合っている、夫婦である、などお互いがカップルであると確認がとれている場合だ。
カップルがお相手に対し『別れたい』理由を語るとき。
それはこれからも関係を持続させていくことが大前提になる。
このままカップルでいることを望むから、何を改善すればいいのかを話し合うのだ。
もちろん話し合いの結果、別離を選ぶことだってあるだろう。
だけどそれはそれ。
カップルが『別れの理由』を話し合うことは、今まで築いてきたものを無に返すか更に積み上げるかの瀬戸際だ。
お互いが前を向き、このまま手を携えて進むのか放して進むのか。
是非ともしっかり話し合ってほしい。
ダメな理由など知りたくない
まだカップルでもない私たちはカップルになれない理由を知る必要などない。
ニブイ殿方さまには分からないかもしれないが、聡明なお嬢様ならとっくにわかっているはずだ。
この恋が上手くいくかいかないかなんて、あなたのカンが訴えている。
『別れの理由』を聞くことは相手を引き留めようとする足掻きにすぎない。
その足掻きで時間を無駄にし、心をくたびれさせるくらいなら他に目を向けてみて。
あなたには楽しいものを見る権利があるのだから。