バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

恋の芽

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイド マキです。


四月から部署が変わり、生活も、会社でのお付き合いもずいぶん変わりました。
『ご接待』です。
飲み助のイシイドとしては全然ウェルカムなんですけどね。

 


同伴というシステムの意味がわからない


新しい部署の上司が尋ねます。


「今日の接待、どこなの?」


「◯◯(店名)です」


「ああ、そこ『同伴』の店だからな」


え?は?同伴?

 


二度目に名古屋に来るなら…


愛知県名古屋市最大の繁華街『栄』
AKB48姉妹グループSKE48の本拠地SAKAE。
名古屋で一番栄えているかと言われれば若干『?』ではありますが、夜の街としてはナンバーワンなのは間違いありません。
中でも『錦(にしき)』という一角の三丁目は『キンサン』と呼ばれ、新規参入もありつつ老舗高級料飲店が立ち並びます。
名古屋観光で人気の『大須』も近い場所です。
この日はキンサンから少し外れたところでしたので、一目で会社のVIPとわかるオジサマと夜の蝶、パリピとドルオタと外国人観光客のぶつかり合う潮目でございました。
ここはどこ?な。
ざわざわと賑やかで、やたらと早足な行き交う人々、そして立ち止まる人。
二度目以降のディープな名古屋としておすすめでございましてよ。

勇気のある方はどうぞ。
うふふ。

 


夜の世界は知らないけれど


同伴、というのは夜の蝶が開店前にお客さんと一緒にお食事をして一緒に出勤する、というシステムらしいですね。
開店と同時にお客さんを確保でき、リピーターにもなってくれるわけで。
この同伴をすると同伴手当てなるものがつくんだって。
蝶にとっては食費が浮いて手当てもついてファンもつく。
お客さんにとっても人気の蝶を独占できるのは自尊心をくすぐりますね。
win-winに見えるけど…
『同伴』というシステムを知ってから常々疑問に思っていたのだけど、それって得なん?って。
出勤前にお腹を満たして、お酒も飲んじゃうので、お店的な売り上げは落ちる行為なんじゃないのかしら?逆に。
損して得を取れなんだろうけどその得は得なのか。
うーん、謎なり夜の世界。


目的のお店に到着すると、背広の男の人と赤いドレスの女性の二人組とすれ違いました。
なるほど、これがそうなのね。

 


恋の芽


さて、そんなご接待を無事終えまして、二次会には参加せず地下鉄に向かいました。
改札を抜け、運良くすぐに入ってきた電車。
出入口のそばにひと組の男女がいました。
見るからに新入生と分かるスーツ姿。
二人ともお酒は飲んでいないよう。
扉が開き、「じゃあ」と言って女の子だけが降りました。
その時、手すりにもたれたまま見送る男の子の目が、本当に心から愛しいものを見守る優しい眼差しだったのです。
ああ、ここには『恋の芽』が顔を出したのだ、そう思いました。
だけど彼の表情が一瞬切なげに曇るのです。
きっと、彼女は振り向かなかったのでしょう。


人と人が出会うその時、きっとどこからか『種』が落ちてくるのだと思うのです。
そしてその『種』は様々な関係として芽吹くのです。
『友情』だったり『愛情』だったり。
もしかしたら『不仲』という芽もあるかもしれません。


この日、弊社では新入生の配属式がありました。
入社から二ヶ月。
初めて出会った彼らが、二ヶ月共に学び過ごし同期として絆を深めた期間でもあります。
彼らの間にも『何かの芽』が芽吹いたはず。
その芽を大きく育てて実らせてほしいと思いうのでした。

 


累計PV100000アクセス


さて。
このブログ『バリキャリ乙女のイド端会議室』は三月に開設二周年を迎え、先日累計アクセス100000PVを達成いたしました。
最近は本当に更新速度も遅く、皆さまのご期待に添えている自信はありませんが、このままゆっくり歩んでいけたらなと思っています。
このブログに訪れてくださったあなた様。
私たちの間に落ちてきたこの『種』が芽吹き素敵な花を咲かせることを心より祈っております。
これからもよろしくね!