こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
忘年会シーズンですね。
イシイドは新年会も含めるとすでに9件の飲み会予定が入っています。
どうだ、ステンレスの肝臓を持つ女、イシイドです。
さて、そのうち半分が女子会でして…
婚活、恋愛界隈では『女子会でつるんでる女は彼氏ができない』というのが定石です。
でも、女子会にも本当に色々あって、それぞれがちょっと種類の違う女子会なので比較検討してみようかな。
女子会図鑑、はじまりはじまり~
主婦女子会でアウェイのバリキャリ
さて、今回の女子会は私の元同期たち。
女性の営業職が少ないこの業界で珍しく10名も採用された年でした。
最初の3年くらいで半分になり、最後まで残った子でも6年くらいで退社しています。
もちろん在職者はイシイドのみ。
独身者もイシイドのみ。
いかにイシイドが結婚に無頓着で、強靭な社畜マインドを持ち合わせていたかお分かりいただけるでしょう。
そして、DINKSもおらず全員が二人以上出産している(平均2.5人)ので、今のご時世としてはある意味貴重な主婦軍団なのです。
主婦女子会の話題になるのは
主婦女子会ですから、会場は平日のランチバイキング(もちろんノンアル)
当然話題の中心は子育てのことになります。
もちろん、イシイドの経験のない世界だったりしますけど。
中には『イシイドちゃん、こんな話面白いかな?ついてきてる?』という表情でイシイドのことを伺う優しい子もいます。
気遣ってくれてありがとう。
でもね、イシイドの顧客は主婦も多いし大半が子育て層なので、それはそれで貴重な情報なんですよ。
ほーへーと聞きながら、結構楽しんでいるので大丈夫だよ。
そして元同期なので私の会社の話も出ますが、ブランク(?)があります。
なにしろ、彼女たちが在籍していた頃は
「マキちゃんは売らなくていいから。お店のことをちゃんとやっててくれればいいからね」
と言われていましたが、今は
「イシイド!お前が売らんかったら、下の連中がついてこんだろうがぁっ!」
と言われる。
もちろん、上司も変わってますけどね。
上司によって部下の使い方は変わります。
色んな考え方があると思います。
でも、あの頃の私たちと今の私では立場が違いますからね。
逆に『ごめんね、つまんないよね、仕事の話』という空気になるのは避けられないんです orz
決定的に違ってしまったと気がついた
そんな中で、イシイドの婚活話には食いつきが良い。
そりゃぁ、同い年の友人の恋バナなんて久しぶりだろう。
私以外の友人の話だったら、それはもう不倫であって「きゅんきゅんする~」なんてのんきなことは言ってられない。
そっと距離を置くか、どえらいことを聞いてしまったとひとり悶々とするか、本人のいないところで吊し上げるかだろう。
正直に言うと自分に彼氏ができたり、本当に結婚することになるなんてことは実感できていなかった。
どこか遠い国の話のような気分でいたので、つい、婚活していることを話してしまっていた。
実際に彼氏ができてみると、お相手もいることなのであまりに詳細に話すのは憚られるものなのね。
報告だけはして、あとはそっとしておいてもらうつもりでいたのです。
ところが。
「で、いつ結婚するの?」
イ「いや、まだ付き合いはじめたばっかりだし
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!ウチらいくつだと思ってんの!!ちゃんと結婚したいって言わなきゃダメじゃん!!!子供はどうすんの、子供は!!!!」
イ「それはできたらいいねくらいで
「諦めちゃダメだって!!」
イ「一応ね、お互いの職場の中間くらいに住めたらいいねってはなしは
「なに言ってんの!彼の仕事場の近くに住んで、ちゃんとサポートしますってアピールしなきゃ!!」
イ「さすがにちょっと通えないよ?」
「仕事なんて辞めればいいじゃん!」
「まあ、落ち着いたらまた勤めればいいかもね」
イ「えっ、でもこの歳で正社員って難しくない?
「パートでいいじゃん!パートで!!」
価値観って人それぞれですね。
確かに、もしも、もしも結婚することがあれば。
少しでも仕事のペースを落として、旦那さんをサポートしてみたい、なんて夢みたこともある。
家事なんてロクにしたこともないから、主婦になったらすごくすごく旦那さんをがっかりさせたりするんじゃないかと不安になる。
私が働いていた間、彼女たちはこどもを産み育み、家庭を整えてきた。
それはすばらしく立派なことです。
それでも。
私は、やることがないから仕事をしてきたわけではない。
これまで費やしてきた時間を無駄なもののように、
同じ時代に産まれ、同じ年に卒業して、同じ年に同じ職業に就いた。
すべてが同じだとは思わないけれど、女の生き方はこんなにも変わってしまうものなのだ。
他のメンバーからのコメントはなかったので、これが全員の総意であるかはわからない。
私には、怖くてみんなの顔を見ることができなかったから。
お開きまでの時間、私は少し苦いコーヒーをすすり続けた。
この女子会ではこんなこともありました