こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
婚活のお相手探しはお顔を重視☆って方もいらっしゃいますよね。
「普通でいいの」の裏には(但しイケメンに限る)が潜んでいるし。
でも、お顔の造りではなく、『表情』を見てほしい。
今日はそんなお話。
美女と野獣
1年ほど前の夏ことでした。
すんごい強面のオジサマがご来店されました。
バリッとスーツ(裏地は紫)でアタマはポマード(?)でテッカテカ。
ヤベェ、ついにまるヤの人が来た。
「カタログもらうよ」
ヒィ、メンチ切られた。
こわいよー。
もー、こういう時に男の子(全員アラサー)たちは助けてくれないんだから。
でもイシイドもプロの接客です。
見えるところにタトゥーがないか確認しつつ、接客開始。
一通り説明を聞き終ると
「悪くない…」
と呟く。
また明日来ると言ってお帰りになりました。
そして翌日。
そりゃもう清楚で綺麗な奥さまと、子役ですかってくらいかわいらしいお嬢ちゃんとご来店なさいました。
昨日とはうって代わってニッコニコ。
服装もポップな感じになってました。
しっかりものの奥さまがイシイドの話を熱心に聞く隣で、ちょっとはしゃぎ疲れたお嬢ちゃんを抱っこしながら愛おしそうにその髪をなでている。
幼い子ども特有の細くてまっすぐのさらさらとした髪の毛。
その様子はさながら聖母マリアならぬ聖父ヤ〇ザ。
いやいや。
そして、奥さまが「では、これでお願いします」と言ってご成約いただいたときの嬉しそうなお顔!
周りがキラキラして見えたくらい。
めちゃめちゃカワイイっ!
イシイドは自覚はないのだけどメンクイらしい。
でも、この時のご夫婦は心底羨ましかった。
旦那さんは本当に奥さまのことが大好きで、お嬢ちゃんのこともかわいくてしかたがないといった様子がダダ漏れで。
奥さまが最後に『これでいいの?』とアイコンタクトを取ると、ぶんぶんっと首をたてに振る。
こんなにあたたかい気持ちになる商談は久しぶりでした。
旦那さんのこんな『表情』を見ながら生活できたら、それはそれは生涯幸せなことだろう。
奥さん、お目が高い!
画像より動画
少し本来の主旨から外れるかもしれませんが。
以前、はてなブログのおすすめ記事に上がっていたのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
V6の井ノ原快彦さんのパフォーマンスが素晴らしすぎるという記事です。
筆者さまの力量も素晴らしく、とても読みごたえのある記事でした。
イノッチと言えば、大型番組の司会もこなす『ジャニーズだけど落ち着いた大人のタレントさん』というイメージ。
特別にファンではないが、好感度は高い。
その程度。
アイドルとしてカッコいいと印象は正直ありませんでした。(スミマセン)
でも、この記事を読んで百聞は一見にしかずっていうか、本物ってすごいんだね。
『動く』ことでこんなに伝わるものがあるのだ思ったものです。
イシイドは、常々プロフィールは動画にするべきと思っている。
婚活写真についてはこれくらいアツく考えたことがあったけれど
いくらプロに頼んで環境を整えたところで、写真は一瞬を写すのだ。
顔の上に現れた『思惑』も。
写真を撮られるのが仕事の芸能人と違って、撮られ慣れていない人は不安や緊張が表れてその部分が切り取られてしまう。
写真写りの悪さはほとんどがそれが原因だし、撮り慣れている人は何を見せてはいけないか熟知していて表に出さないだけなのだ。
だから、そういう悪い写真は排除されやすいし、掲載されているのはうまいことマイナスの情報を逃れた写真が多くなる。
そういった検閲されたお写真からは本性を見破ることは難しいのだ。
以前、お写真の笑顔が素敵で会ってみたことがありました。
実際にお会いしてみて、お写真通りのお顔で盛りも修正もない。
でも少し違和感を感じたのです。
この人、時々すごく邪悪な笑い方をする…
どうやら『笑いのツボ』が他人をおとしめるところにあるんですね。
芸人さんでもいますよね、話芸そのもので笑いを取るのではなく、相方を落として笑いを取るタイプの芸。
そういうのが大好きでした。
そして、そういう『笑い方』が私に対して向けられることもありました。
しばらくして、他の女性とおつきあいすることになったということでお別れしましたが、その方とイシイドを比べていたのかもしれませんね。
お札の肖像画を山折谷折すると笑ったり悲しんでいるような顔に見えます。
ココロのない肖像画にだって表情を浮かべることはできます。
あなたの気になる殿方さまは、その瞳に、その唇に、どんな表情を浮かべていますか?
今日、あなたに会えたことを心から喜んでくれていますか?
邪な企みを隠し持っていたりしないでしょうか?
甘いマスクはあくまでもマスク。
その下の本性を、くれぐれも見落としませんように…