こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイドです。
新しい時代がやってくる。
これまで予想もしなかった新しい時代。
ゆっくりと旋回する白濁した渦。
その合間に時折キラリと何かが光る。
新しいことを始めるのに、なけなしの勇気を振り絞って踏み出せるのは実はとても幸せなことなのかもしれない。
大人になるとベルトコンベアのように、遅々と、だが確実に前に進められていくことが多くなる。
まるで自分が新しい時代に捧げられた供物にでもなった気分になるのだ。
でももしも。
それが輝かしい世界なら、せめてその輝かしい世界の踏み台になるのなら。
よろこんでこの身を捧げようと思ってしまうのは愚かだろうか。
ただの愚か者になる。
そんな朝を迎えられるだろうか。
迎えられればいい。