こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイド マキです。
全豪オープン、観てますか?
スポーツニガテなイシイドですが、ポイントを取った時の「ヨッシャ!」は何度繰り返しても心地よいですね。
国の宝だぞ
先週1/17、スポーツ雑誌『Number』970号が発売されました。
復活の錦織圭選手と大躍進の大阪なおみ選手を全面に全豪オープンを盛り上げようと特集を組まれています。
それがこちら。
肖像権とか著作権とかあるといけないのでキリトリ。
……………
えーと。
イシイドのトシのせいですかね。
『男と女のラブゲーム』が脳内再生されるんですけど。
『Number』の表紙といえば試合中の躍動感あるワンシーンだったり、アスーリートのプライベート風のスナップだったりなんですが。
なんかムード歌謡のLP版ジャケ写みたいじゃありません?
右下に『ドーコレアビムロコ本日』』とか書いてあったりしたらしっくりくる。
いいのか?この扱い。
若いお二人が、自分がパロディっぽくなってるってことわかってるのかなぁ。
わかってて面白がってくれてるならいいけど。
わかってなさそうだ。
国の宝だぞ!
ラブってなんなの?
さて。
記事の内容を読んでみるといたって真面目にこれまでの苦労やこれからの自信、支えてきたスタッフたちの想いなどを取材した正統派。
男と女のラブゲーム感は全くありません。
イシイド、テニスのルール自体があまり分かってなかったりするので初歩的なことを言いますが。
ラブゲームってなんなの?
ラブゲームとは?
相手に1ポイントも与えず勝利したゲームのこと。
テニスでは『0』を『ラブ』と表現するのでラブゲーム…
うん、流れは分かった。
ではなぜ『ゼロ』=『ラブ』なのか。
ネットで検索してみると、
フランス語の卵が語源
あぁ、タマゴ丸いよね。
似てるよね。
『卵 フランス語』で検索すると
Un oeuf
ウフ、と読むらしい。
うふ。
ラブ…どこいった!?
では、「l'oeuf」がどうして「love」になったのでしょうか。
フランスの修道院で生まれ、貴族の間に広まったテニスの前身ジュドポーム。これがイギリスに伝わったとき、イギリス人が「l'oeuf」をうまく発音できなかったのか、それとも聞き間違えたのか…。とにかく「l'oeuf」を「love」と言ってしまい、それがそのまま定着したという説が有力です。
株式会社エムズテニススクールさんのサイトより引用させていただきました。
むむ。
『ゼロ』と『ラブ』には直接的な関係はないのかと思いきや。
そのほかに、英語の「love」にはかつて「nothing」という意味があり、「何もない状態(nothing)から始める」という意味で「love」が使われたのではないかという説もあります。
というオチまできっちりつけていただいてました。
いやぁ、このままではコピペしただけになってしまう。
それではいかん、考えろ、考えるんだイシイド!!
ラリーがなければゲームにもならない
何もないところから始まるのが愛というけれど、憎しみだって何もないところから始まるものじゃないだろうか?
何もないところから様々な言葉のやり取り、気持ちのやり取り、態度のやり取り…
そういうものがあるから良くも悪くも人間関係は進むのだ。
ラブゲームとは相手に1ポイントも与えない、一方的な試合のことだ。
見ているだけの一方的な片想いではポイントなんて入るわけがない。
どんなに声を枯らしても、観客席にいてはその声は届くことはないだろう。
せめてコートの側まで降りてこなければ、あなたはいつまでたってもモブのままだ。
そして日々惜しみなく愛を注ぎ続けているあなたはどうだろう?
その愛に返球はありますか?
ラリーがなければ愛は生まれないのですよ。
このまま、一方的に投げ続ける愛のピッチングマシーンでいいのでしょうか。
どうせなら、生身の選手としてコートに立ちたいと思いませんか?
あなたの渾身のサーブを見ないフリをする相手は、違う種目のスポーツ選手なんですよ。
戦う相手が間違ってる。
どうか冷静に、あなたはあなたの競技でラブゲームから抜け出してほしいと思うのです。
そんなわけでございまして、『Number』の特集からこんなことをぐるぐる考えてしまった次第。
がんばれ錦織!かんばれ大阪!
心の底から応援してます。