こんばんは!年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
いやいや。
前回の記事で書こうか悩んで、そっと蓋をすることにしたネタが!
私が敬愛するポジ熊さんの、こんなエントリーが飛び込んで来てしまいました。
こんなの読んじゃったら書くしかないじゃーん (´Д`)
マウンティングか自意識過剰か
さて、舞台は前回の主婦女子会に戻って参りました。
イシイド以外は既婚子持ちの元同期たちの主婦女子会です。
何がきっかけなのかわからないのですが、気づけば名字のお話に。
「〇〇ちゃんって(旧姓)なんだったっけ?」
「▢▢だよ」
「もー、ウチら出会ってからだと今の名字の方が長いから忘れちゃって」
そうだよねー。
普段、下の名前で呼びあってるから忘れちゃうよね。
年賀状もプリンターが勝手に印刷してくれるから、名字なんてあんまりチェックしてないしね。
あれ?
もしかして全員に聞いてる?
やべ。
イシイドは生まれも育ちも『イシイド』ですけど。
どうしよ。
なんかウケること言わないと!
うーん、うーん。
よし!これならウケる!
「みんな(新しい名字に)馴染んだよね~」
「でさぁ、
イシイドの渾身のギャグ。
披露の機会なし orz
なんてクダリがありました。
後日、親友の『師匠』に話したところ
「あんた、それ完全にマウンティングじゃん」
とのこと。
いや、私はせっかく考えた渾身のギャグを聞いてもらいたかっただけなんだけど。
「それ、全然笑えないから。言わなくて正解。」
orz
一人でも参加できないような話題は避けるべき?
さて。
こうして集まったメンバーの中に、ひとり異質なものが混ざっていたときどうすれば良いのでしょうか。
今回のクダリでは、イシイドは明らかに参加できないものだったけれど、それなりに盛り上がっていました。
だから一人でも参加できないような話題はけしからん!というのはまた違うような気がします。
ただ、イシイド自身が既婚者の立場だったとしたら。
そして参加できないメンバーがいたとしたら、たぶんものすごくいたたまれない思いをしただろうなと思います。
だから、話に加わっていたメンバーの中にも同じような思いをした人もいたかもしれない。
そう思うと、アタシのせいでナンかごめんね、と思う。
話題というものは自然発生することがほとんどです。
大抵はその面子に合った話題が発生するわけだけど。
たまにはこういうこともある。
自然発生したものに罪はありません。
ただ、みんなが楽しめるはずの話題で、だれかが『いたたまれなさ』を感じていると気づいたなら、できるだけ速やかにその話題を打ち切る勇気を持てるようになりたい。
『避けるべき』と思っているのは自分だけで当人は何とも思っていないことだってあるのだし。
最初から『避けるべき話題』を避けるべきと目を光らせているよりは、だれかの『いたたまれなさ』を感じ取れる心を磨いていたい。
そう思ったのでした。
マウンティングのようで実は
さて、イシイドの婚活ネタは結構盛り上がるのですが、実は全員に話しているわけではないのです。
過去にこういう話でちょっと苦い思いをしたことがあって、あまりプライベートをお話したくないとか。
たまたまその話題が出たときに不在だったりしたとか。
『イシイドが婚活をしていて、この度彼氏ができた』ということを知らないメンバーが数人おります。
知ってるメンバーは私の気持ちを汲んで、話さずにいてくれています。
女子会も終盤の終盤になった頃。
その『知らない』メンバーが唐突に発言しました。
「でもさー、イシイドちゃんみたいに50代で結婚っていうのもいいかもねー。夫婦ふたりでさぁ…
なんです と?
ぅう~ん、そうかぁ。
彼女の目にはイシイドはまだ10年は結婚しないものだと写っているらしい。
まぁ、その可能性だってあるけどね。
発言が失礼かどうかは置いておいて。
本当のことは知らない、知らされていないからね。
これを聞いた親友『師匠』は、この話に酷く立腹していたけれど。
私も、ある意味彼女を『仲間はずれ』にしているわけでして。
被害者ヅラして「ひどいでしょー!」なんて言えないのだ。
どっちがひどい?
どっちもどっち?
リングにイナズマ走らなかった
マウンティングというものは、闘う意味のないもの同士の闘いです。
そして闘いを挑んだ者が有利になるようにできている。
だから挑まれた方は意味の分からぬまま負け戦を強いられるので判然としない思いだけが残ってしまう。
例えば。
プロレスラーであるイシイドが突然土俵に引っ張りあげられて相撲をとらされる。
当然、関取に敵うわけがなく土が付くわけだけど、なぜリングでなくて土俵なのだと釈然としない。
そんな感じだ。
我ながら酷い例えだけれど、マウンティング的なものを感じた時に想像するとちょっと笑える。
そしてね。
マウンティングをしかける者は、常に、どんな集団ででもしかけるのだ。
そして自分の勝てる土俵でしか勝負しない。
そういうことを繰り返していると、自分の小さな世界はさらに小さくなっていくのにね。
跳ね太鼓*1が響き渡るなか、『いたたまれない』だれかが言った。
「あっ、そろそろお迎えに行かなきゃ!」
こうしてお開きとなりましたとさ。
*1:相撲中継の終わりに流れるおはやしのこと