バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

かわいそうな手

こんばんは!年間300日スーツで過ごす女、乙女イシイドです。

 

今回はほぼ愚痴。
あ、毎度ですねん?

 

 

手荒れがひどいのです

 

仕事がら(?)手を洗う回数が多く、来客用のカップやコップも洗うのであっという間に手が荒れます。
今まではどんなに寒くても水で洗っていたのですが、今年は諦めた。
お湯を使っています。

するとすごいのね!
びっくりするくらいシワっシワのカサッカサ。
手のひらが指の先まで白く粉を吹いて細く細かいひびのようなものがびっしり。
ハンドクリームじゃ間に合わないの。
オッサンの手みたいだなぁと気にはしてたけど、忙しさにかまかけて放置しておりました。

 

 

かわいそうな手

 

「イシイドさ~ん、助けて~」

 

今日も乙女の声がする。
自社製品の不具合でお客様からのSOSだった。
幸いイシイド一人で対処できる程度で、それほどご迷惑をかけることもなく事なきを得ました。

 

一息ついて。
お客さまであるお嬢様とそのお母様と雑談ターイム!
比較的長いお付き合いのお客さまで、お伺いするとついつい長居をしておしゃべりしてしまうのです。
最近はお嬢様の女子力がハンパなく、ほぼ女子会。

たまたまハンドクリームの話題になり

 

「手が荒れちゃって。見てくださいよ~」

 

と手を見せると

 

「ヤダ、イシイドさん、大丈夫?これ相当ひどいよ。私、おばちゃんだけど(10歳年上)もうちょっとマシよ~」

 

ぎゅっと手を握る。
ホントだ。
奥さんの方がふっくらしっとりしている。
そして、あたたかい。

 

「私、ハンドクリーム取ってくる!」

 

お嬢様が家の中に駆け込む。

 

「仕事で◯◯したりもしますからね (^_^;)」

 

「え、そんなことまでやらされてるの?もうちょっと大事にされてると思ってたわ」

 

「あははー、そこは平等ですよぉ」

 

「でも手がこんなになっちゃうなんて、かわいそうに

 

「イシイドさーん、どれにする?」

 

戻ってきたお嬢様が抱えきれないほどのハンドクリームを持ってきてくれました。
この香りがどうとか、ここのブランドのがいいとか。
女子会のノリで色々と試させてもらいました。
帰りがけに、髪にもヘアオイルをつけてもらいました。

 

「イシイドさん、髪パサパサ」

 

怒られちゃった、てへ。

 

 

自分を粗末にしない

 

さて。
このやり取りの中で、『かわいそうに』ということばが引っ掛かっていました。


イケイケな状態であったなら、そして、この気心の知れた大好きなお客さまでなかったら。
たぶん、反発したと思うんです。

 

かわいそうとはどういうことだ!

 

ってね。
だけどこの時はなんだかすごく『腹落ち』したんです。

 

あぁ~、私かわいそうなんだな。
ごめんな、粗末に扱って。

 

素直に自分に謝りたくなった。
昔から、繁忙期や成績が振るわない状況が続くと目に見えて化粧やお手入れを手抜きする。

 

『仕事も満足にできないような人間が色気付いているんじゃない』

 

そんな罰する気持ちがあったようにも思う。
私がこれまで恋やチャンスを逃してきた影には、どうしても『仕事も満足にできないような…』という罰が潜んでいたのだ。
それくらい、『仕事』は時間だけでなく私を縛ってきた。
他人から見て分かるくらい荒んでしまう。
そんな自分からはもう卒業してもいいんじゃないだろうか。

 

ハンドクリームでツヤツヤになった両手をじっと見ながらそう思った。

 

 

自堕落したい

 

その一方で、時々あえて自堕落したくなることもあります。
ありませんか?
やたらめったらジャンクフードを食べたくなったりする事。
休みの前日、浴びるよう9%のアルコールを飲んででろっでろになってコタツで泥酔。
夜中の2時3時に目が覚めてまたやっちゃった~と自己嫌悪に陥りながらシャワーを浴びに行くとか。

 

カラダに悪いことって楽しいよね。
今は違うのかもしれませんが、中学生くらいの頃ってちょっと悪ぶってるくらいの子達がモテた。
そんな風にちょっと悪いことって魅力があるのかもしれません。
だからストレスいっぱいになったら、そういうちょっとワルいことして自分をイジメたくなるのかもしれません。

 

ただ、それが続くと知らず知らず『かわいそう』になってしまう。
ちょっとワルいことの快楽に溺れて自分が『かわいそう』になってしまわぬように。
ちょっと気を引き締めてゆかねばと反省した次第。

 

今日はしっかりパックしてから眠ろう。