バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

飲み会葬送曲 ~ 会社の飲み会編

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリ乙女のイシイド マキです (^ー^)

 

女子会ネタが続いておりますが、忘年会シーズンですからフツーの(?)飲み会にも参加しております。
今回はそんなフツーの飲み会でのイシイドの模様をお送りいたします。


お食事中の方は1時間ほど後にもう一度お越しいただいた方がよい内容になっております。
どうかご容赦くださいませ。

 

 

飲み会で潰れた時に

 私どもの会社はコンプライアンスや非社会的行動に対して非常に厳しい。

 

飲んだら乗るな。飲むなら乗るな。

 

が骨の髄まで染み渡っているので、忘年会となると泊まりがけになります。
今年は泊まりで参加の女性社員は私だけだったので、当然一人部屋♪
一次会で早々に引き上げて、温泉を楽しんだあとはブログでも書いちゃおう。
もしかしたら二記事くらい書けちゃうかも。うひ。
くらいに思っておりました。

 

ところが、そうは問屋がおろさなかったんですよぅ (´・ω・`)

 

アルハラ、ダメ、絶対

 若手イジリ、じゃないんですが…

 

『この日は何かが起こる』

 

そんな予感がありました。
ちょっと今日は飲まされてんなぁ、という若手が一人。
時々、お茶を飲みなさいよ~と言ってはいたのだけど、ほんの少し目を離した隙に

 

焼酎をきゅ~っと。

 

あっと思ったときには時すでに遅し。
しばらく姿を消したかと思ったら座敷に戻ってきて、ぱたり。

 

「こうやって飲み方を覚えなきゃイカン」

 

そんな風に言う人もいたけれど。
横を向かせたり、頭を冷やしたり、お布団かけたり。
みんながテキトーに思いつくことをやっていってくれたけど…

 

 

blog.qooton.co.jp

 

あとから調べてみたら、概ね正しかった訳ですが、その時は本当に正しいのか不安不で安で。
こういうことって『その時』になるとどうしてよいか分からないものです。
ちゃんと勉強しておけば良かったと後悔しました。

 

上司たちはすでに気をきかせて退出されていたし、中堅どころはなんとなく面倒を避けるようにいなくなっており… (^_^;)
ベテラン数名がなんとなく付き添う形で残っていました。
そして2:00近くになって、顔色も戻ってきて、さすがにもう大丈夫だろうということで我々も解散となりました。

 

二次被害

翌朝になって。
海沿いの旅館はビュービューと風邪が吹き付けておりました。
寒さで目が覚めたので、瀕死の若手の生存を確認してから大浴場へ。
喉がカラカラだったのでウォーターサーバーで2杯水を飲む。

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

 

ううっ、お腹がっ

 

水飲んで  マッハで駆け込む  雪隠へ

 

ヤバかった。
近年稀にみるヤバいタイミングであった。

 

ひ、冷えたかな?

 

お腹も落ち着いたので再び大浴場に向かうと、ありがたいことに貸切状態。
露天もあったのだけどさすがに寒すぎる。
髪を洗っている間に歯の根が合わなくなるほどだ。
湯船に入ると体の芯から暖まるのがよくわかった。
ぐるぐると回るお湯の流れを見ているうちに、ついウトウトしてしまう。
お風呂で寝てしまうのはだらしないと思うので名残惜しいけれども脱衣所に向かった。

そして、脱衣所で下を向いた途端!

 

うっ……………・・リバーーーース!

 

平時、早鐘を打つのは心臓の仕事だが、この時は胃壁が早鐘を打った。
普段、上から来たものを下に受け流すだけの胃が。
歳末セールと勘違いしたのか上に向かってポンプ運動を開始した!

 

………貸切で良かった。


うっかり人がいたら、マッパで担架に乗せられて、二度とこの旅館の敷居をまたげなくなるような醜態を晒すところであった。

 

うつむいて  マッパでリバース  脱衣所で

 

歳末セールが完売したけれど、とても髪を乾かす元気もなく。
スッピンでヤマンバの様な出立ちで、それでも何事もなかったようなふりをして部屋に戻るのであった。

 

戦いは続く

部屋の鍵を開けるのに手間取っていると、無事生還を果たしたらしい若者がやって来た。

 

「イシイドさん!昨日はありがとうございました。もうすっかり元気です!」

 

生気を取り戻した若者はスッキリとキラキラした面持ちで頭を下げた。

 

「もう無理しちゃだめよ」

 

「はい!」

 

パタン………………ぱたり。

 

若者よ。
ヤマンバは今も戦いの最中だ。

 

時刻は8:00。
チェックアウトの10:00まで寝ていれば、眠れればたぶん治る。

とにかく今は眠ろう。

 

 

トゥルットゥルッ

 

「………はい………

 

『フロントです~。朝食のご準備できてますけど~』

 

「………わかりました、行きます」

 

ここで朝食はいらないと言える勇気があったなら。
ここの女将さんには10年以上世話になっている。
昨日の宴会場のこともある。
行かない訳にはいかなかった……

 

女将さんとの戦いは5分で決着が着いた。
トイレに駆け込みKOだ。
あまつさえ、鼻水が参戦してきたのでこれ以上は試合続行不可能だった。
できるだけ「手はつけたよー」と分かるように分かりやすく食い散らかした風にして食堂を後にした。

 

この後も『仲居さんにノーノックで乱入された話』とか『ブルーのアウディに追われながら高速道路上でリバースした話』とか。
今回の飲み会におけるトピックスは枚挙に暇ないのだけど、読者がどんどん離れていきそうな気配がプンプンとするのでここまでにすることにする。

 

介抱にかこつけて5時間近く飲み続けていたので、8割がた二日酔いなのだけど、もしかしたら軽く何かに当たったか、胃腸風邪だったのかもしれない。
翌日の『大学同期たちとのお泊まり女子会』はさすがに泊まりはキャンセルすることにしました。
楽しみにしてたんだけどなぁ。

 

終わりに

いい大人が何をしているんだと思われるかもしれません。
でもね。
大人だって、時々失敗するのです。
学ぶことの多かったこの一年。
こんな締めくくりは、ある意味イシイドらしく、来年も楽しくなりそうな予感がいたします。

 

今年の更新はこれで最後になりますが、来年からも変わらずがんばってゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

どうぞ、皆さま、よいお年を!