こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
突然ですが、腱鞘炎になりまして候。
腱鞘炎とは
腱鞘炎(けんしょうえん)は、腱の周囲を覆う腱鞘(けんしょう)の炎症。症状として、患部の痛みと腫れがあり、患部の動かしづらさが見られる。腱自体の炎症である腱炎(tendinitis)を合併することが多い。
wikipediaより
手首や手の指を曲げ伸ばしするときに腕の中ではこんなことが起こっています。
腕から指先まで『腱』という紐状のもので繋がっています。
『腱』は骨と筋肉を繋いでいて、筋肉がこの『腱』をくいくいっと引っ張ることで指を曲げたり伸ばしたりします。
そしてこの『腱』は筒状の『腱鞘』の中を通っており、『腱鞘』があるおかげで関節のところで正しく指を曲げることができるのです。
人間の体ってよくできてますよね。
ところが、この『腱鞘』がなにかしらの理由で腫れてしまうと、『腱』の動きが悪くなって引っ掛かったり、痛みが伴うようになるのです。
これを『腱鞘炎』といいます。
楽器の演奏、字を書く、キーボードの操作など、手をよく使うことで日常的に起こる症状です。
リウマチとの違い
さて、なかなか病院に行かないイシイドですが、今回はソッコーで行きました。
実はリウマチを疑ってたんですよ。
10日ほど前にちょっと手に違和感を感じまして。
左手の親指の下あたりがじんわりしびれてて、関節がおかしいのかなという印象。
リウマチというとおじいちゃんおばあちゃんの病気、というイメージかもしれませんが実は30~50代、しかも女性の発症が多いとのこと。
ドンピシャじゃーん (^_^;)
主な症状は関節の炎症で、膠原病や免疫疾患の一種といわれています。
治療法は確立されていないようですが、早期発見、早期治療によって、症状の軽減や寛解(症状がなくなること)も可能ということ。
つまり治る病気でもあるわけです。
かかりつけの外科にリウマチ科がなかったので専門のところへ。
「うーん、僕の診た感じではリウマチではなさそうだけどね」
リウマチは関節がめちゃめちゃ腫れるらしいです。
痛みがなくても腫れる。
イシイドのシラウオのような手は、単純に肉付きがいいだけで関節は腫れたりしていない。
先生は指の根元(手のひら)を軽く押さえると、第一第二関節はのばしたまま指を親指から順に曲げ伸ばしした。
指が動く度にコツコツと固いものがあった。
「普通の人にはこういうのないからね~」
「えΣ(゚◇゚;)」
「この固いのが『腱鞘』ね。
なんでこんなに腫れちゃったの?」
いや、しらんがね。
「あの、私、スマホで文章書くんですけど、たぶん普通の人より相当書くんですよ」
「どんな風に?」
「こう(フリック入力のポーズ)」
「いや、そういう動きじゃならないなあ。
9割がた腱鞘炎だと思うけど、念のためレントゲンと血液検査ね。
あと、湿布出しときますから貼って寝てね。
くれぐれも、昼間は貼らないように」
「はぁ」
「陽にあたるとただれるから」
ひー。
そんな劇薬、処方しないで。
自分で治す腱鞘炎
そんなわけでして、腱鞘炎らしいです。
治療らしい治療は夜の湿布だけなので、よくなる実感がわきません。
何かいい方法はないかと調べてみると、こちらのサイトにたどり着きました。
湿布の貼れない日中にできること。
温める
腱鞘炎は腱鞘の炎症なので、アイシングした方がよいような気がしませんか?
ですが、そもそもなんで腱鞘炎になったかというと、腱を動かす筋肉が固くなってうまく動かせなくなったからです。
イシイドも親指の下はゴリゴリに凝ってまして、よくスマホのカドで押してコリ取りしてました。
冷え性も関係しているのかわかりませんが、手のひらをカイロで温めて筋肉がなるべく柔らかくなるようにしています。
手のひらが温かいとリラックスできますね。
肩甲骨はがし
指の筋肉は腕から更に胸の筋肉につながっています。
胸の筋肉が縮こまることで猫背になり、やはり腱の動きに影響を与えます。
試しに胸と鎖骨の間の辺りをくるくると円を描くように内から外に向けてほぐしてみると。
むっちゃ気持ちええ。
凝ってるってことなんですよね。
ちなみに、ここの筋肉をほぐすことでバストアップにも効果があるとか。
胸の筋肉の裏側には肩甲骨。
少し前に流行った『肩甲骨はがし』で意識的に猫背を解消するストレッチを取り入れるようにしています。
肩こり解消『肩甲骨はがし』の正しいやり方♡ - NAVER まとめ
物の持ち方
今回、先生に注意しなさいと言われたのが『物の持ち方』
指先だけでなく、手のひらも使ってしっかり持ちなさい、とのこと。
女性はつい指先だけで物を持ってしまいがちなんですって。
指先でつまむような動作を控えるようにとも。
確かにね、美しく見える所作として、指先に気を使うことは多いかも。
指先を揃えるとか、物を鷲づかみにするなとか。
腱鞘炎になってみて、自分でも気になったのがコップ。
ワイングラスみたいなのはともかく、普通のコップも指で挟むようにしてて、手のひらはコップに密着していなかったんですよね。
手に痛みがある状態で持ってみると、確かに負担は大きいです。
正しい物の持ち方は手のひらでしっかり持つ。
それでも鷲づかみってガサツに見えてしまうんですよね。
からだのためにはその方がよくてもちょっと抵抗があります。
手に負担をかけず、エレガントに見える所作ってないものかしら。
生活習慣を見直そう
そして5日後。
血液検査の結果を聞きに再び病院へ。
「リウマチは全く心配ないねぇ。
ただ、やっぱり左手の親指と右手の人差し指と中指は良くなってなってないね。
なんでかなぁ」
あ、え、いや、先生。
それって確実にスマホのポジションですって。
うーん、スマホでブログを書くのもそろそろ限界なのかしらん。
姿勢を正し、生活習慣を正してみよう。