バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

婚活デートでおごられたらするべきこと

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、乙女イシイドです。

 

前回の続きでございます。

婚活デートでは男性がおごった方が丸くおさまるので、おごっておいた方がいいよっというお話でした。
前回は殿方さまに向けたお話でしたので、

 

comotenasi.hatenablog.jp

 

今回はお嬢さま方に向けてお話いたします。
では、おごられた女性はどうしたらいいのでしょうか。

 

おごられたらするべきこと

当たり前すぎていかんともしがたいのですが、とにかく『感謝』しましょう。

まず、本気で『感謝』の気持ちを持つこと。
この世に『おごられて当然』ということはあり得ません。
むしろ『割り勘が当然』の時代におごってくれたのです!


なんと紳士な方なんでしょう!

 

でも、勘違いしてはいけません。
この方は紳士だからおごってくださったのです。
あなたのことを好きなのかどうかはまだわかりません。
決して舞い上がったりしてはいけないのですよ。
ですから、この方の紳士な振る舞いに、ただ心から『感謝』いたしましょう。

 

『感謝』の気持ちを伝えよう

さて、心から『感謝』したところで、それをちゃんとお伝えしなければ意味がありません。

口に出してシッカリハッキリ『お礼』を言いましょう。
ポイントは2つです。

 

『感謝』の気持ちは二言あいさつで

接客の世界では『二言あいさつ』というものがあります。

 

「いらっしゃいませ」

 

だけでなく

 

「いらっしゃいませ、こんにちは」
「こんにちは、寒い中、ご来店ありがとうございます」

 

などです。

定型のあいさつにもう一言加えて、親しみやより感謝の気持ちを伝えるために行われています。
これを『お礼』に応用するのです。

 

今後の発展を期待するのであれば

 

「ありがとうございました。すっごく美味しかったです」

「ごちそうさまでした。また誘ってくださいね」

 

など。

 

「ありがとうございます。こんなステキなお店を知ってるなんて◯◯さんってセンスいいんですね」

 

までやるとあざといですが。
『感謝』の気持ちを重ねられて、悪い気持ちになることはあまりないと思います。


「ありがとう」にもう一言加える心配りをいたしましょう。

 

仮に、今後を考えていないのであれば

 

「ありがとうございました。ごちそうさまです」

 

と定型文二段重ねで大丈夫です。
こういった『お礼』は言い慣れていないととっさに出てこないものです。
練習と思ってどなた様にも必ず心からの『お礼』を口にしましょう。

 

『お礼』は大きな声で

 

ゴチになります!」

 

ということではありません、念のため。

せっかく言った『お礼』もボソボソ言っては聞き逃されてしまうかもしれません。
相手に分かるように大きな声で言いましょう。

 

その際に。

 

必ず第三者にも聞こえるようにするのです
お会計の店員さんでも、レジの後ろに並んでいるお客さんでもいいのです。
お店の外にたむろする酔っぱらい集団でもいいのです。
あなた様が彼に『お礼』を言う瞬間を見せるのです。

 

なぜなら。

 

彼は今、大変な偉業を成し遂げたのです。

 

一人の女性に食事をおごるという偉業を。

 

この偉大な功績を世に知らしめ、世界のヒーローに成らしめることができるのはあなた様だけなのです!

 

 

 

 

 

……………………………

 

まぁ、要はちゃんとあなたが『お礼』を言ったということの証人になってもらうこと、そして『彼のちょっといいトコ見せたい』欲求を充たしてあげようということなんです。

 

連れの女性がニコニコと楽しそうにしていれば、男性にしてみれば誇らしいことです。
逆に楽しくなさそうにしている姿は連れの女性を楽しませることができない『不甲斐なさ』が露呈している状態なんですね。
あなたが嬉しそうに『お礼』を言う姿は彼の株を上げることにつながっているのです。
ですから、『お礼』は本人だけでなく、さりげなく周囲にも伝わるように。

 

トドメのお返し

さぁ、だんだんイヤらしい感じになってきましたね 笑

でもね、ここまでやっても気にも止めない殿方さまだっているんですよ。
だったらもっと分かりやすい形で『感謝』を示しましょう。

 

『お返し』です。

 

金額同等である必要はありません。
イシイドはお菓子などの『消えもの』を用意していました。
ゴディバとかヴィタメールとか、分かりやすいブランドのチョコレートやスタバのコーヒーオリガミとかVIAとか。
500円前後くらいでかさばらないもの。
男性はバックを持っていないことが多いので邪魔にならないようにね。
おごられなければ持って帰りますが、毎回準備していました。

 

これは計算というよりは『おごらせない女』脱却を狙っての苦肉の策だったんですけどね。

 

comotenasi.hatenablog.jp

 


結果オーライというか、思いの外評判が良かったです。

微妙な盛り上がりだったけど、もう一回くらい会ってみないと分からないなぁというお相手には、ちょっとだけだけど後押しになっていたようです。
おごっていただいたお相手さまでお渡ししなかったのはお一人だけ。
ちょっと、関わるとキケンかもしれないと思った方だけでした。

 

黒いですか?

こういう計算を抜きにしても、わざわざ時間を作って会いに来てくれた殿方さまに『感謝』の気持ちを示すちょっとした気配りしたっていいじゃないですか。

 

殿方さまに『おごりという社交辞令』を推進したのですから『お返しという社交辞令』で迎え撃ちましょうよ。

 

『社交辞令』とはお守りのようなもの

『社交辞令』というとイメージはよくないかもしれません。

建て前、外面、表面的。
でも、『社交辞令』は元々は人間関係を円滑にするために生まれたものです。

本音ばかりで嘘はないけどギクシャクした人間関係。
『社交辞令』を拒否するということは、まともな交遊関係を望んでいないということになってしまいませんか?

 

確かに建て前なのかもしれません。
それでも、相手に対する心からの『感謝』や『心配り』は伝わるものだと信じています。
私は『社交辞令』の体を取りながら『感謝』し続けた結果が、今のご縁を引き寄せたのだと思っています。

 

『おごり』や『お返し』は、それだけがお相手から選ばれる原因にはなりません。
次のデートにつながる確率が10%だったところを15%くらいには上げることができるかもしれない。
『社交辞令』がお守りのように私たちの気持ちを支えてくれるから。
縁結びのお守りよりも、効果は高いのではないでしょうか?

 

ちなみに。

 

『社交辞令』がなかった場合の確率は、3%くらいに落ちるかも。
信じるも信じないも、あなた次第です 笑