こんばんは!年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
今年に入って『年内に結婚するぞ!』と誓いを立てて婚活を始めたあなた様。
そろそろデートにこぎ着けた頃でしょうか。
デートの際のおごり割り勘論争
イシイドは割り勘派だったのですが、数々の婚活デートをこなす内に『初期のデートは男性が奢った方が何かと都合が良い』との結論に達しました。
今回はそんなお話です。
おごりたくない男の心理
私がネットで婚活をしていた時。
そのサイトでは『日記』というブログサービスがありました。
もともとはカップリングしていない異性さまにも、自分の人となりを知ってもらうためのサービスです。
趣味や興味のあること、自分の考え方を広くアピールする場なのですが、ここで人気がで出てなぜか悩み相談など別の方向で開花してしまうことも。
原則、異性の『日記』しか読むことができません。
さて、そんな『日記』の中で時々議論が持ち上がっていたのが『なぜ男性がおごらなければならないのか』という問題です。
とある殿方さまが
「社会人の女が他人のカネで飲食して平気なのが気に入らない。百歩譲って若ければ奢る。その上こちらから誘ってやっているのに断るとはけしからん。」
と、投稿していてビビった。
女性しか見ない『日記』ですよ?
奢らないけど俺の誘いを断るなってことでしょ?
奢っていらないけど、こんな怖い書き方をする人と関わりたくないですよ。
あまりにも強烈すぎて、サイト側が用意した逆サクラかと疑ったくらいでした。
おごりたくない理由
さて。
ここまで極端でないにしろ、デートのお支払を負担したくないと感じる殿方さまはいらっしゃいます。
その理由とは。
- まだ付き合ってもいない女性の飲食代を負担したくない
- 結婚後も対等な関係でいたいから
- 婚活にかかる費用負担が大きく女性にも負担してもらいたい
などでしょうか。
ひとつずつ屁理屈こねていきたいと思います。
『付き合ってもいない女性』だから
付き合ったら奢るのでしょうか?
付き合っている、もしくは妻であれば、それは自分の所有物であるから発生する金銭的負担は全て自らが負担し、そしてその所有物の意思意見も尊重しないというお考えなのでしょうか。
お断り物件ですね。
『結婚後も対等な関係でいたい』から
それでは、結婚後も生活にかかる費用を1円単位で完全折半し、家事育児についても完全当番制。
運ぶゴミの量までも計量して平等に。
もちろん、もしも妻側の両親に介護が必要になったなら介護離職して支えるつもりです。
そして「一人目は私が産むけど、二人目はあなたが産んでね」
不可能案件ですね。
『婚活の費用負担がつらい』から
単純に、婚活に対する予算組みからして甘かったのではありませんか?
今日行ったレストランの平均予算額はちゃんと調べましたか?
もしも今月厳しいのであれば、払えるお店を調査する、または払える時期にデートを設定する。
ご自身の調査や調整で楽にやりくりをすることはできます。
その努力を充分におこなったと言えますか?
そもそも。
男女交際というものはお金がかかります。
そして、結婚、出産ともなればその比ではありません。
結婚すればもっとお金はかかるのです。
残念ですが、人生の見積り自体が甘いと言わざるを得ません。
本当のキモチは?
気を悪くされたらごめんなさい。
あえて突っかかった反論をいたしました。
他のご意見があれば聞いてみたいと思いますが、ひとまず。
お認めになったらいかがでしょうか。
もっともらしく理由をつけていらっしゃいますが、シンプルなあなた様のお気持ちを。
今日お会いしたお嬢様が、あなたの好みじゃなかった。
ただそれだけなのだと。
もしも一目惚れをするほど、絶対に逃したくないお相手であれば、支払ったはずです。
なんなら、片ヒザついてクレジットカードを差し出して「これで好きなものを買いなさい」とさえ言いたかったかもしれない。
思っちゃったんだよね、『イマイチ』って。
でもさ、顔もスタイルも好みの女の子と最初っから話が盛り上がっちゃって『もう運命』なんてこと、あなたの人生に今まであったかしら?
そこそこイケメンでもそういうことってそんなにないはず。
だから。
ここから一歩、進んでみませんか?
おごられたい女の心理
このままだとフェアじゃない感じがするのでおごられたい女性の心理についても触れておきたいと思います。
初デートでおごらない男性についてどう思うか。
金銭目的でないと絶対に言い切れないところがスイマセンなのですが。
よくある理由としては相手の経済力、包容力を見ているという理由。
ぶっちゃけ、一食おごってもらったくらいで『この人お金持ち!』なんて思いませんし、包容力?
うーん、『ここはオレが払っとくから』くらいの懐の広さを見せて欲しいってことなのかなぁ。
正直、たった一度のデートで相手の本当の経済力や包容力は分かるものではありません。
だって借金なんて後から分かってトラブルになったりするでしょ。
男性と一緒。
もっともらしい理由をつけてるだけなのです。
おごられなかったときのキモチ
女性たちも気づいているんです。
おごってもらえなかった時。
『この人にとって、私は一食、お茶の一杯の魅力も感じなかったんだ』
ってね。
女性の方がカンは鋭いですから。
でも、自分に魅力がないって認めたくないから。
男性側の不備ということにする。
実際にSNSなんかに『気に入らなかったから割り勘にしたった www』みたいな書き込みをする人もいるでしょ。
『初デートでおごらない』 = 『お前に金を払う価値はない』
と受け止めてしまいます。
たかがって思うでしょ。
でもね、その衝撃は
おまえ、ブーーーース!!!
と罵られるのとほぼ同義。
ホントですよ。
やんわりお断りしたつもりでも、暴言吐かれて逃げられたようなもの。
ものすごく深いキズを負わせてるんです。
社交辞令と一期一会
でもねぇ、所詮一回コッキリ食事しただけの相手だしね。
キズついてたってもう会うことないし。
旅の恥はかき捨てみたいに傷つけたままサヨナラ。
それでいいの?
たとえ二度と会わない相手でも、あなたがおごって差し上げることで救われているなら。
それでよろしいのじゃないでしょうか。
残念なことですが、婚活デートは一度きりになってしまうことの方が多いのです。
デートで女性におごることとは『社交辞令』に過ぎません。
でもそんな『社交辞令』すらままならず、『一期一会』を大切にできないような輩に素晴らしい伴侶が引き合わされるとは思えません。
お金ではなく、相手を思いやるという心の努力ができる。
相手が誰であれ、その積み重ねはいつかご自分のためになると思うのです。
だから、婚活デートではおごった方が良いのです。
おごらせない女のお話はこちら。