木曽路…しゃぶしゃぶではございません。
こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、乙女イシイドです。
今回は、はじめての『旅レポ』に挑戦いたします。
先日、誕生日を迎えまして。
秋ごろからお付き合いをさせていただいています『若さま』が、せっかくなのでということで木曽路旅をプレゼントしてくれました。
付知峡、中年の暴走
お宿に向かう途中、
「ちょっと寄り道するけどいい?」
「うん?どこ行くの?」
「滝」
滝、好っきやね!?
若さまとは、すでにたぶん3、4本の滝を見ております。
私もキライではないので、ま、いっか。
というわけで、どーん
流しそうめん…?
いやいや、もうちょい左。
付知狭(つけちきょう)、不動の滝でございます。
それにしても、車はおろか、人っ子ひとりおりません。
滝つぼに落ちたら春まで発見されないんじゃないだろうか。
入り口のゲートをくぐって早くも後悔。
これ、くだるの?
晴れた日なら階段だろうけど、雪の今日ではゲレンデですけど。
しかも、うっかりこんな記事を書いているけど、積雪時進入禁止だったりしないだろうか?
もしそうだったらごめんなさい。
知らなかったんです。
今度は夏に来ます。
そうめんも食べます。
ごめんなさい。
不動の滝とつり橋
さ迷うこと数分。
これが付知狭、不動の滝です!
どーん
ああっ、なぜこんなヘタなアングル?
でもほら、滝つぼはこんなに青い。
雪で増水しているのか、全く伝わらないけどすごい迫力でした。
さあ、あったかい車にもどろ~っと。
「あ、順路2だって」
なぬ!?
「そういえばつり橋があるんだって」
これか。
ヤバいヤツじゃん?
足跡ひとつ付いていない…
間違いない、これは密室だ!
犯人はこの中にいる!!
「マキさん?行かないの」
「行きます行きます」
わずかに揺れるつり橋から下を覗くと、そこには大きな丸い岩。
雪化粧でまるで海面から上がってきた巨大なクラゲのようだ。
わー『のび太とクラゲの王国』みたい。注:そんな映画はありません。
つり橋を渡り次の滝を通過して、アップダウンの激しい遊歩道を進む。
借りていた傘は途中から杖として使った。
そしてまたつり橋。
今度の方が細くて長い。
左を見上げれば絶景。
右を見下ろせば
サスペンス劇場ならあの辺に遺体が浮いていそうだ。
「ねぇ、若さま。だいぶ歩いたけど、もしかしてこれ引き返すの?」
「順路って書いてあるから出口があるんじゃないの?」
行き止まり。
もしかしたら出口があったのかもしれないけど、白銀の世界のため発見できず。
かくして雪道を引き返すのでした。
「あー、面白かったね」
「うん、でももうちょっとつり橋を怖がるかと思ったんだけどなぁ」
「!Σ( ̄□ ̄;)」
しまった。
ここは怖がるところであったか。
お宿までのイメトレ
さて、地上に戻りお宿に向かいます。
「たぶん1時間くらいで着くはずなんだけど…あれ?」
「どしたの?」
「さ、3時間もかかる…」
「!Σ( ̄□ ̄;)」
ですよね。
付知狭は岐阜県中津川市。
木曽路とはちょっと離れてる。
木曽路には『田立の滝』とか馬籠・妻籠の『男滝・女滝』とか『牛ヶ滝』とか、通り道に有名な滝はいっぱいあるのになぜここを選んだのかは謎。
現在16:00。
「ご、ごはん間に合うかな?」
「普通、18:00とか18:30だよね」
「電話しよう。もしもし?」
『はい、雪で渋滞してますか?』
「えぇと、そんなところです。(ホントは滝のせいだけど)
少し遅れてしまいそうなんですが…」
『お夕食は18:30が最終のお時間になります』
到着予定時刻 18:48。
「よし。途中でコンビニ寄って、目標18:00到着」
「え、コンビニに寄る時間なんてあるの?」
「大丈夫。イメトレするから」
イメトレ?
実は若さまは結構、優柔不断なのだ。
コンビニで迷わないように何を買うかイメージトレーニングするのだという (^_^;)
イメトレの成果もあって5分で買い物を済ませお宿に到着。
時刻は18:15。
『山みず季URARAつたや』
若さまが予約してくれたのは
『山みず季URARAつたや』さん。
山みず季URARAつたや 公式ホームページ 木曽福島 温泉 旅館
『劇的ビフォーアフター』でリフォームされたお宿ということで、随所に(おもしろ)工夫の凝らされた、和モダンな素敵なお宿です。
木曽福島 温泉 旅館 山みず季URARAつたや 公式ホームページ|ビフォーアフター
木曽路のアマタツ
そして旅館といえば仲居さんが多いと思うのですが、お世話をしてくれたのは番頭さん(?)。
とても気さくで感じもよく、しっかりお給士してくれるのですが、この方が気象予報士のアマタツこと天達武史さんにそっくり。
ご登場の度にあのテーマソングが脳内再生されるので、とょっと困った。笑
テレビの企画に添わなければいけないため、普通の旅館としてはちょっとご苦労されるのかな、という印象もありました。
それでも従業員の皆さまが本当に一生懸命で清々しい気持ちになるお宿でした。
心もお腹も満腹に
それからなんと言ってもお食事が最高!
お料理の一つひとつがまるで宝石のよう…
器も素敵。
ボリュームも満点。
持ち込んだお酒が飲めないくらい満腹に。
これは朝ごはん。
そして、お部屋に戻ると…
お誕生日おめでとうワインが用意されていました (≧∇≦)
若さま、素敵なお誕生日をどうもありがとう。
今月のブロ活 (January of 2018)
さて。
今回は旅ブログ風に記事を書いてみました。
これまで旅や何かの工程をレポートするような記事を書いたことがなかったので、見よう見まねですが。
私のプライベートな旅行など見たがる人もいないだろうと思っているので、書く気はサラサラなかったのですが、旅の途中でふと、思い立っちゃったんだよね。
思い立ったのが突然だったので、写真もブログに載せる前提ではなく撮ったものばかりで苦労しました。
途中、『no image』になるところはその写真を撮り忘れたからでございます。
失敗ではございませんのでご安心(?)くださいませ。
旅ブログの書き方
んで。
今回思ったのが、旅に特化したブロガーさんは本当にすごいということ。
みなさんどんな風に記事を紡いでいくのでしょうか?
イシイドが想像できるのはこんな感じ。
①最初から筋書きがある。
②どんな記事を書いても対応できるだけの素材(画像)がある。
③画像に記事を合わせる。
筋書きがある
最初から筋書きを作ってしまう人は、根っからのプロデューサータイプということでしょうか。
旅に出る前からある程度、記事の構成が決まっていて、写真もそれに合わせて撮っていく。
旅そのものがブログのための企画であるから『旅の情報』として価値が高く、読者にとってもとても有益ですね。
ただ主役が『情報』なので、筆者さん自身がすごく個性的であるか、文章に力がある人でないと情報誌の記事みたいになってしまうかもしれません。
それに突発的な出来事(臨時休業とか交通事故とかね)があった場合、記事を立て直すのに苦労するような気もします。
どんな記事にも対応できるだけの素材がある
旅を終えて、振り返りつつ記事を書く場合。
今回のイシイドが完全にこれだった訳だけど、ここに写真を入れたいな、と思ったときに欲しい画像がない、というのは良くあること。
しかも心のフィルムにはちゃんとその画像が焼き付いちゃってるから諦めるに諦められないのよね (^_^;)
これを克服する方法は『あらゆる画像を撮りまくる』に尽きます。
でもちょっと待って。
今でこそSNSでの拡散を期待されるから、お店も店内の写真撮影に寛大になってきています。
でも、やっぱり最高の状態でテーブルに運ばれてきたのに、いつまでもいつまでも写真を撮り続けるのって…?
いい大人がインスタ映えを気にして何枚も写真を撮る姿というのは、ちょっと恥ずかしいことなのかもしれない。
必要最低限の写真を素早く撮れるようになりたいものです。
画像に記事を合わせる
カメラマンさんというかアーティストさんの記事ですね。
たまたま撮れたいい写真というよりは、その写真を撮るために旅に出た。
これはもう、ズルいよねーっ
だって才能だもん。
マネできませんよ。
でもさ、
写真 > 旅
となってしまうと旅ブログって呼んでいいんだろーか?
ちょっと違うような気もする。
けれど、ブログを作品発表の場と考えている人ならば、こういう書き方になってくるのかもしれません。
私も奇跡の一枚が撮れたら、やってみたいと思います。
さて。
これらを鑑みて旅ブログの書き方とは
①ざっくり絶対記事にするポイントだけは決めておく。
②写真はできるだけたくさん撮る。ただし、素早く。日頃から練習しておくこと。
③何より旅を楽しむ!
あたりまえ?
ですよね。 笑
行き詰まったら違うことをしてみる
今回、いつもと違う書き方をしてみて、普段ほんとーに、なーんも考えずに書いてるなということに気がつかされました。
正直なところ。
色んな事情が重なり、今までのように明るく楽しく気楽に記事を書ける状態ではございません。
たぶん倍ぐらいの時間がかかってるんじゃないかしら。
そんな『行き詰まり感』に襲われている時は、いつもと違うことをしてみるといいかもしれない。
解決はしないかもしれないけど『まだやるべきことがある』とか『まだこんな情熱が残っていたのか』とか。
そういう発見があると、救われたような気持ちになるのです。
ということで、素人がブログについて考えてみるシリーズ『今月のブロ活』(1月分)にかえさせていただきます。
あっ、もう2月やーん。