まだ続くんかい、このシリーズ。
はい、続いちゃった。えへ。
結局風邪は治らないまま連休が終わろうとしています。
この貴重な休みを任侠マンガを読んで過ごしてしまったイシイドです。
ブログのテーマは婚活・恋愛・おもてなしです。
さて、ここ数日『かわいい』についてまあまあな熱量で考えてきた訳でございます。
ナニゆえの熱量かと言われれば、やっぱりイシイドも『かわいい』と言われたいわけです。
年々言われなくなるよねっ
ですから言っていただけるだけ、本当にありがたいのですが
中には言われたくない『かわいい』もあるよねっ
前にも殿方さまからの『かわいい』は中々の攻撃力を持つことをお伝えしましたけれども、だからこそ上手に使っていただきたい、お互いのためにも。
残酷なことかもしれませんが、ハッキリと申し上げます。
『かわいい』と言っていいのは同じ土俵にいる場合です。
これから恋愛に発展するかも、したいね、する方向で前向きに検討中の場合です。
まれに砂被り席くらいからなら、土俵にあげてもらえることもありますし、ごく稀に遠くの野次が届くこともありますが、国技館の外からでは無理です。
距離感を弁えましょう。
基本、お嬢様方にとっては恋愛対象になる方以外からの『かわいい』は微妙な気持ちになります。
なので、お相手さまとの距離がどのくらいなのか冷静な目でご判断いただきたいと思います。
なぜこんな事を言うかというと、やっぱり『かわいい』は『好意』なんですね。
『「好き」と言う』のとニアリーイコールなんです。
いや、もっと軽い気持ちで使ってるんだけど、という殿方さまももちろんいらっしゃいますよね。
それも間違ってません。
『かわいい』の中には『恋人同士の好き』も『友達としての好き』も『妹みたいな好き』『ペットを愛するような好き』『ファンとして好き』『父性本能からの好き』いろんな『好き』が詰まってます。
でも、勇み足な婚活女子は『恋人同士の好き』だけ抽出してしまうものなのです。
だから過剰反応の上、スキスキ暴走もしくはキモチワルイ判定となります。
そんな誤解をされたくないという殿方さまは使用上の注意をよく読んでお使いください。
そして、絶対に言っていけないのはお相手さまのコンプレックスに関わる部分です。
特に体型や傷に関わるところは本当に気を付けてください。
例えば、あなた様がぽっちゃり好きで、本気でかわいいと思っていても傷つけてしまうこともあります。
それは自分の嫌いなところだから。
いくらほめたつもりで言っていても、『そこが際立っている』と知らされてしまうことになるからです。
物語にあるようなコンプレックスまでも愛してくれてありがとう、なんて展開はラスト6分の大詰めだと心得てくだされ。
責任もって付き合うくらいの覚悟がないなら言わないこと。
少なくとも、それをコンプレックスに思っているかいないかも分からない段階では踏み込まない方が無難です。
たとえ、本人自らネタにしていても傷ついていないとは限らないからです。
そして逆に。
せっかく同じ土俵にいるのに、紳士過ぎて蹲踞の構えから身動き取れなくなっていませんか?
それなら、思いきって使ってみてはいかがでしょう、『かわいい』を。
お嬢様方はお相手からの好意が伝わらないと、不戦敗でも構わず土俵から降りてしまうかもしれませんよ。
キモがられてもいいじゃないですか?
まだ土俵の上じゃないんだって分かっただけでも。
そこからまた這い上がればいい。
好意は伝わってこその好意です。
で。
結局、言えばいいの?言わない方がいいの?
うーん、言うなら早いうちに一回だけ。
あんまりいっぱい言われると嘘くさくなるから。
もしかしたらボディーブローのように後で効いてくるかもしれないですからねぇ。
………しまった、舞台設定をリングにするべきだった!Σ(゜Д゜)