バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

続・占いは当たるのではない、当てるのだ

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女バリキャリイシイドです( ̄▽ ̄;)
ミカ先生のエピソードが意外と長くなってしまって、ある意味今回が本編です。
もう少し占いのお話しにお付き合いくださいね。

 

さて、イシイドが頼りにしているミカ先生はとっても知的な美女でありつつなかなかの豪傑だったりします。
わりとハッキリものを言うし、以前なんて鑑定中に依頼人(イシイド)をほっぽりだして大騒ぎしていた子供にどな…注意をしにいったりもして。
大胆かつ自由な、憧れの大人の一人です。
ただ、なかなかお会いすることができないんですよね。
イシイドのお休みとミカ先生の出演日(占い師さんは出勤をご出演と表現するらしい)が合わないのです。
さすがに仕事を抜け出したり、そのために休暇を取るのも憚られるので、どうしてもイシイドの長期休暇を利用するしかなくなる。
そうすると、一年に一度、せいぜい半年に一度の逢瀬となるのです( ;∀;)

 

さて、ちょっと前、でも割と最近のこと。
本格婚活に移行して数か月。
とある殿方さまの件でモヤモヤしておりました。
そうだ、ミカ先生に会いに行こう。
久々の長期休暇にミカ先生の元を訪れました。
ところが、ミカ先生のブースにはどなたもいらっしゃいません。
お名前も(表札みたいなのが)掲示されていないのです。
壁に張られた週間予定にはお名前も載っているし、出演日は二日前にHPてしっかりチェックもしていたし。
あわてて、物陰に隠れてスマホでHPをチェック!


……………お名前が消されてる…

 

ミカ先生の休演は突然のものだったらしく、所属占い師のページからは消されていないものの、出演スケジュールは全て白紙になっていました。
残念ながら、私がお訪ねした前日までは出ていらっしゃったようです。


がーん。
まさか、ご病気?
ミカ先生のことだからお店とケンカしたとかありそうであるかも…
いやいや。
みていただけないのは残念だけど、このまま引退とかショックだなぁ。
また戻ってきていただければいいのだけど…
こうしてこの日はすごすごと家路についたのです。

 

それからしばらくして。
ミカ先生のお体は心配なのだけど、私の問題は解決してないし。
モヤモヤが晴れることのなかったイシイドは「やっぱり誰かにみてもらおう」

イシイド大好きな占星術でみてくださる占い師さんを検索。
名古屋駅そば、地元で当たると評判の占いの館にお一人いらっしゃいました。
愛車をかっ飛ばしてお店に到着すると、待つことなくお目当ての先生のブースへ。

 

ま、まばゆい…

そこにはお写真よりも相当お美しい先生のお姿が。
しかもイシイドよりお若い!


えー、やだ( ・ε・)
こんなBBAの婚活みるのなんて嫌、とか思われてたらどうしよう。
だけどもう座っちゃったし。
腹をくくって鑑定していただきます。

 

今のイシイドの状況をお話するなり

美「じゃ、5枚引いてくださいね」
とタロットカードが天の川のようにテーブルに横たわりました。
えーと、そこにあるiPadホロスコープらしきものが見えてますけど、タロットなんすか?

 

美「うーん、この方はやめた方がいいですね。こっちの方とこっちの方はいいかも」
イ「でも私、この方が一番気になるんですけど」
美「うーん、印象は悪くないはずなんだけど…やっぱりちょっとツラい思いをして…切れる別れることになるかなぁ」

 

最後までイシイドの生年月日を聞くことなく鑑定終了。

ホロスコープは今、その時の社会の状況をみていらっしゃったもよう…
トータルでは良い結果を言っていただけたものの、もやっとした気持ちが残ってしまいました(´・ω・`)

 

…………………セカンドオピニオンだな。

 

翌日、ミカ先生のお店の別支店に占星術を発見。
またもや愛車を走らせます。
セカンドオピニオンも待つことなくブースに入ることができました。
だから平日休みってやめられない。

 

今回の先生は小柄で可愛らしい印象、子リスのような先生です。
子リス先生はイシイドの愚痴愚痴をふんふんと聞きながら、生年月日をパソコンに入力すると
「そうねぇ、今は時期じゃないか…来月の頭くらいにこの星がここに入ってくるから…」

 

キターーーー(゚∀゚)ーーーーー!

 

それそれ!そういうの待ってた♪

 

「来月になって、相手が動いてくれたら…ちょっとタロットいってみようか、3枚引いて~」

 

え、いまさら?

 

「あー…うーん、もう一枚引いて……あら(^∇^)

これね、恋愛でいうと最高って意味のカードなの。これはもしかするといけるかもね!」

 

真逆の結果となったお二人の鑑定。
共通するのは二ヶ月後までには結論がでる、というものでした。

 

そして、二週間後。

 

フラレました orz

 

まー、なんだな。
もともと違和感はあったしね、次行こ、次!
仕切り直しや!

 

で、イシイドは誰に会いに行ったでしょうか?

 

①ミカ先生(休職中)
②美女先生
③子リス先生

 

ハナシの流れ的にわかりますよね(^_^;)
③子リス先生で~す。

 

確かに美女先生は占い師の仕事としては結果を出しました。
でも、ご本人の意図するところでないにしろ依頼人を萎縮させ、事実確認はしたものの心情には寄り添うことを怠ったのです。
一方、子リス先生は、ひとまず鑑定に関係ないことでも、依頼人の言いたいことを吐き出させた上で、依頼人が望む結末に誘導したんでしょうね。
タロットの最後の一枚こそ、良いカードでしたが、それまでの反応をみると良いものではなかったはず。解釈を歪めてまで依頼人の心情を優先した結果なのでしょう。

 

最初に申し上げたように、イシイドはアタリハズレは重視していません。
『今』の不安を解消できることが一番の重要事項なのです。
よく、近しい大切な人を失った苦しみで、宗教にハマってしまったりツボを買っちゃったりしたりしたお話を聞いたりしますが…
きっと、その時の想いをちゃんと吐き出させてあげることができたら、そんなことにならなかったのじゃないかなと思ったりするのです。
もちろん、そういった不幸な出来事の、近くにいた方を責めるつもりはありません。近くの方には近くの方の事情があり、仕方なかったことだと思うのです。

それでも、人は辛く悲しいことに直面したとき、本人が満足するまで吐き出すことができたらなら、それを受け入れてくれる存在があったならきっと立ち直れるはずなのです。

 

占いは非科学です。
何の根拠もなく保証もありません。
私は失恋したときに一番効くものは『お笑い』、エンターテインメントだと思っています。占いはエンターテインメントととして楽しむもの。
辛い気持ちを立て直すために大いに利用するべきだと思います。
そのエンターテインメントを全うされた子リス先生こそ、真の占い師、エンターテイナーなのだと思います。

 

そして、私が引いた最後の『最高』のカード。
彼とはサヨナラすることになりましたけど
きっと、彼とはサヨナラすることが『最高』の結末だったのだと思っています。
だから、子リス先生の占いも的中!なのです。

 

HPをみると、今月からミカ先生も復帰された様です。
今年のお盆休みは、どの占い師さんの元へ行こうかな。
今からとっても楽しみです(≧▽≦)